ごあいさつ
私は、海と山があるところで生まれました。
春から夏秋まで海で暮らし、秋の終わりから桜が咲く頃までは山で一日を過ごし、自然から多くのことを学びました。
海は特別に好きで、少しぐらいの雨の日でも遊びに行きました。私は心肺機能が非常に強く、筋肉がやわらかい体質をしています。これは少年期に海で泳いだことが源になっていると思っています。自然の中で育ったので、学校嫌いで、今で言う登校拒否の子でした。
しかし、どんないたずらや悪さをしても、私を温かく見守って育んでくれる、村の大人達の好意と援助で成長したのです。
いつしか私の中で、「子供の頃に受けた愛は、子供たちにお返ししよう」という思いが芽生え、信念へと変化していきました。
その手段が、スイミングスクールやビジョンスクールであり、 認定保育園『大地』なのです。
水は、自然を教えてくれ、心を和やかにしてくれ、あるときは恐ろしい強烈な力を教えてくれます。泳ぎが出来ることで、夏の範囲は驚くほどスケールの大きなものに変化をします。
そのような私の実体験から、子供達にも水や泳ぐことの楽しさを知ってもらいたくて、スイミングスクールを運営しています。
泳ぎを学び、ある子は選手になって賞状やカップを手にしたり、ある子は心肺機能が発達してサッカーや野球の選手になったり、 また、ある子は学校以外の新しい友達が出来て、お祭りに行き来するようになっていきます。
泳ぐことで、子供達の新たな世界が広がっていくのです。
また、水を自分のものとし、同化するには、非常に集中心が必要です。空気のない世界を知り、細心の注意力を体で覚えるのです。
この集中する体感は、勉強にも生活にも、大人になってからも、総てに役立つと私は信じています。水を通して、泳ぐことを通して、皆様の人生が、より豊かなものになるようにホウトクが存在します。
夏のキャンプの『ビジョンスクール』は、文部科学省管轄「社団法人教育文化振興会」が主催し、スポーツプラザ報徳と協力して実施しています。
自然とふれあう遊びを通じて、子供たちが楽しみながら、たくさんのことを学ぶ機会です。
シュノーケリングで海の中をのぞき、きれいな魚たちと遊んだり、チームで力を合わせて、ゲームで勝ち取った材料で、アイデアたっぷりのカレーを作るコンテストを行ったり、星の観察や竹細工作りをしたりと、毎年多彩なプログラムで、本物を感じ取る心を養います。
初対面で、しかも年代の違う子供たちが、ゲームや実習を通じて、自分を信じること、お互いに協力することを学びます。
ビジョンスクールが終わったときには、
ひとまわりもふたまわりも、成長している子供たちを感じていただけるでしょう。
認定保育園『大地』は、子供達が自発的に考え、行動していくための環境を提供し、自然とふれあう様々な体験を通じて、成長していくことへのサポートができればと創立しました。
自分を取りまく太陽、空気、植物、海などの自然を体で感じ、動物や虫、魚など、すべての命があるものと関わっていく「自然との共存」。
人と人との関わり方を知り、他人を愛する心、生きていくことのルールをしっかりと身につける「社会との共生」。
このふたつの共生の中で、子供達が自分で考え、自分で行動し、その結果に責任を持ち、次の行動を考えることができるような、明日に向かって進んで行ける子供に成長することを、大切に考えています。
お父様、お母様の愛を一身に受けた子供達が、元気でたくましく、そしてやさしさを知っている子、あいさつがしっかりできる子に育ってくれるよう、少しでもお手伝いできればと、私は子供たちの育成に力を尽くすと同時に、日々祈る気持ちで子供たちに接しています。
そして、自然からの愛と恵みを全身で受け取り、体験の中から発見したこと、感動したことを、心の貯金箱にたくさん貯めていく子供達であって欲しいと願っています。
ホウトクの水
ホウトクの水は水道水ではありません。
スポーツプラザホウトク小田原の地は、堀之内・富水という地名が冠するように昔から水の豊かな場所であります。
そこで私は井戸を掘ることに決め、地下80m、口径15cmのパイプでボーリングしました。
とても良質のやわらかい水を得ることができ、保健所にて水質検査をお願いしプールの水に適していること、自家飲料としても良いことが判明しました。
よって、ホウトクの水は地下水です。
井戸屋の話では、地下層はいくつもの層が重なっていて、地表の水が簡単に入り込めない断層であること。
また地下にもいくつもの水の流れが横に流れていて、たとえ表面から入り込んだ水でもいくつもの横の流れと圧力で下には流入できないこと。
したがって、80mの地下水は遠く丹沢山塊に降った雨が、1000年、2000年の年数を経て、今この地の地下より吸い上げられていることを説明されました。
また、砂、砂れき、土等幾重にも層となり自然の口力作用をされ、雑菌も除去されるので非常にナチュラルな、体にやさしい水を自然が作りだしていることが理解されます。
ホウトクの水は、まず自然でナチュラルな水を使用していることです。
冷水、お茶、コーヒーやごはん等総て口に入れる水として、多くの人達がペットボトルやポリタンクで自家用として使用されています。
それでも、プールに使用するためには保健所の規定で塩素が必要となります。
10年程前までホウトクの子供達の中にもアトピーや皮膚の弱い子供たちが塩素の害で、ゴーグルの目のまわりや脇の下、首のまわり等赤くただれた子がいました。
私はこれでいいのだろうか・・・と自問し続け、なんとかこの塩素の害から守ってあげたい。
少しでも楽にしてあげたいと思案している最中に、 船井幸雄先生に会う機会があり、EMの研究者である比嘉照夫先生の紹介を受けました。
EMとは・・・Effective(有用)Microorganisms(微生物群)の略で用途に用いられているものです。
沖縄が発祥の地です。この時期にはすでにEMが少しずつ普及し始めていて多くの賛同者、理解者がいました。
この人達先達に教えを受けながらホウトクもEM化に努め、コンクリートに投入、プールサイドのタキロンを貼る接着剤に混入、タイル目地、EMセラミックをろ過タンクに投入、各室に常備等々あらゆる工夫のEMプールとなっています。
幸いにも今では、私のプールでは赤くただれたお子様は一人もいません。
これは断言できます。
一度見にきてください。建物内に塩素の臭いはしません。
しかし、保健所の検査では0.4%の塩素が確保され総てクリアして適正値を保っています。
ホウトクのプールで泳いでみて他と比較してください。
EMを楽しんでください。そして理解してください。
ホウトクの水は、真剣に悩んだ末の幸せの産物です。
私は自分の水に感謝をしています。
ホウトクの理念
基本理念
当社は報徳精神を生んだ二宮金次郎生誕地の隣地、神奈川県小田原市に本社を置きます。
当社の企業理念の根幹は「推度分譲」「徳に報いる」の精神を礎とします。
社会の皆様によって生かされて会社が存在することを熟知し経営の基幹としています。
私達の信条
正しい社会教育のありかたを自覚し、
皆様の健康増進の一翼をにない、夢と希望をもって地域社会に貢献します。
一、 愛知 愛する心をもって仲良くします。
一、 清潔 そうじをよくし清潔にします。
一、 創意 つねに新しい技術をまなび世界をめざします。
一、 純情 すなおな心をもってやさしさにてっします。
一、 明朗 ほがらかに笑顔で元気にします。
一、 喜働 あいさつをはっきりとたのしく働きます。